住宅の玄関ポーチの柱の中が、腐ってしまってボロボロになっています。

この柱は、住宅の角地を支える大事な柱です。重量も相当な重さがこの柱にかかっています。柱に大きなひび割れやゆがみが見られたら、中が腐ってきている証拠です。モルタルの中は、木材の柱ですので、モルタルが割れて水が浸入していくと長い間に木は腐ってしまいます。

家を支えている大事な柱が腐ってしまうと、その家自体を支えきれなくなり、家が傾いてしまうのです。たかがモルタルのヒビと侮るなかれ、実は大変なことになっている場合があるんですね。

写真のように、住宅の角を支えている大事な柱です。

これが腐ってしまえば、家の重みに耐えきれなくなり柱が折れてしまいますね。

このように、木材の周りをモルタルで固めているので、中がどうなっているのかは、なかなか見分けがつかないですね。

塗装工事の時など、必ず下地がどうなっているのか？モルタルの中まで痛んでいないか？などをプロのチェックが必要ですね。

柱は壁に中にしたから突き刺さっているので、いったん壁を壊して柱の交換を行いました。

壁を壊せば当然壁の復旧工事が必要になってきます。

モルタルを塗りなおし塗装のやり直しです。

新しい柱に交換しました。完成です。

柱が下の床にくっついていると、そこから水を吸い上げるので、床に面している部分は極力小さくして、水を吸い上げないようにしました。

これで柱が腐ることはありません。

外壁塗装工事を施工する前に、痛んでいる部分をきっちりと直してから行うのが、外壁塗装を成功させることに繋がっていきます。

いくらお化粧にお金をかけても、内面から磨かないと本当の美しさにはつながっていきませんね。

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