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ケレンとは、やすりや写真のように電動工具を使って、鉄骨やトタン屋根、破風や手すりなどの汚れや錆を落とす作業になります。
また、塗料の密着性を良くするために表面を傷つける作業も、ケレンと言います。
汚れや錆を落とすのは当たり前ですし、イメージができると思いますが、密着性を良くするためとは、どういうこと?って思いませんか?
実は、こっちのケレンも大事なんですよね。
錆止めを塗った後のケレンは大事です。
鉄骨塗装やトタン屋根塗装の場合、錆が出て腐食している場合があります。そんな時は必ず錆止めを塗ります。
もちろん、錆止めを塗る前には良ーくケレンをして錆を落としておく必要があります。それから錆止めを塗ります。
この後が大事です。錆止めの後に上塗りで色を入れるわけですが、そのまま錆止めに上塗りをすると剥がれる可能性が増します。
どういうことかというと、つるっとした表面は塗料が食いつきずらいんですね。ガラスに塗料を塗ったら剥がれますね。そんな感じです。
なのでケレンをして表面を目あらしするわけです。そして錆止めと上塗りが食いつくわけです。
下塗りをした後の、目あらしのためのケレンも非常に大事ですね。
ケレンとは、二つの意味があることがわかっていただけたと思いますが、塗装工事では本当に大事な作業になることがわかっていただけたと思います。ケレンをしっかりやることにより、しっかりと下地に食いつく強固な塗膜になるんですね。